夢を諦める平均年齢は24歳

平成元年生まれ24歳起業家のブログ。やりたいことをやる人生をあたりまえに。

歩いて歩いて、得られる事。

渋谷で朝まで遊んで、始発が始まる前、銀座まで1時間半歩く事がある。

それだけ歩けば酔いも醒め、明方の街は特に見ていて楽しい物もない。

通行人もいないし、音も少ない、ただ自分だけが歩いている。

 

そうなると必然と対話の相手は自分しかなくなる。

外部の刺激が少ないから、内部に関心が向いていく。

そのうち周囲の景色は思考の背景になり、まだ小さな騒音は気にも留めないBGMになる。

 

目的のない旅行が嫌いで、

あまり観光旅行に行きたいと思う事はないが、

聖地巡礼や、お遍路の類いは興味がある。

到達点や信仰でなく、そのプロセスへの関心なんだろうと思う。

 

何か今の自分を変えたい時、

自分の整理をしたい時、

人は無意識に歩くことを選択しているように思える。

 

一駅前で降りて歩いてみたり、

少し遠回りな道を歩いてみたり。

散歩なども同じだろう。

 

目的地に最短で到達する、という合理性ではなく、

歩くプロセスに期待しているのだと思う。

自分と対話できる時間を日常に創りだして、

頭と体を動かしたくなるものなのだろう。

 

長く歩き終わった後の自分に期待をして、
人は歩き始める。